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書評: ジョナサン・ハリス、井上浩一訳『ビザンツ帝国 生存戦略の一千年』

この本はジョナサン・ハリス先生が書いた"The Lost World of Byzantium"をビザンツ史家の井上浩一先生が翻訳を手がけ、2018年の1月に出版されたものである。以前も井上先生はハリス先生の著書『ビザンツ帝国の最期』(原題は"The End of Byzantium")を翻訳されていて、今回もこの二人による共演が見られるとなると嬉しさのあまり購入した。分厚い上濃厚な作りになっている。如何にして一千年生き延びていったかという問題設定のため...

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試訳「マラーズギルドの会戦」②

試訳「マラーズギルドの会戦」①の続きです。フランス国立図書館写本175ページ11行目から176ページ6行目までです。8.そのとき、木曜日の早朝になり、スルターン・アルプ・アルスラーンは彼の兵の残りの許へ到着し、川辺に野営した。ビザンツ皇帝は、1100の騎兵と5万のスルタン軍に所在地のラフワ(ヒラート近郊)を知られてしまった。スルターンは手紙を送って、謙虚な質問を送った。彼(スルターン)が彼ら(ビザンツ)の様子を試して、...

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イブン・アスィール『完史』における古代ペルシア伝承

大塚修先生の『普遍史の変貌』を読んで、歴史書における初期の時代の伝承について関心を抱いた。中でも、アラビア語史料の中での古代ペルシア伝承について心惹かれたため、著名なアラビア語史料の一部を訳そうと考えた。このうち、タバリーはアラジン3世氏によるブログに翻訳があるため、今回は使用しなかった。代わりに、イブン・アスィール『完史』の中における古代ペルシアの記述の一部分を翻訳しようと思う。というのも、イブ...

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試訳「マラーズギルドの会戦」①

今日は大セルジューク朝のスルタン・アルプ・アルスラーンがビザンツを破った日という話を見てイブン・アル・アディームの『アレッポの歴史』の中にマラーズギルドの会戦の記録があるのを思い出し急遽翻訳するに至った。しかし、記事が全部で20段落もあり筆者の語学力不足のため全編を一日では7段落翻訳するのが限界だったため複数回の記事に分けることにした。今回翻訳する箇所は第14章で、ミルダース朝を紹介する章の流れに位置...

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トレビゾンド帝国滅亡の日

1461年8月15日はトレビゾンド帝国の滅亡の日である。そして奇しくも聖母就寝祭(被昇天祭)の日である。そのため今日はトレビゾンド帝国の最後の皇帝のダヴィド大コムネノスが聖人として認定されたときのニュース記事を見つけたのでここに翻訳する。元記事はhttp://www.omhksea.org/2013/08/canonization-of-new-saints-by-the-ecumenical-patriarchate/(最終閲覧日は2017/8/15)コンスタンティノープル総主教座での新しい聖人の列聖2...

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