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試訳「マラーズギルドの会戦」②

試訳「マラーズギルドの会戦」①の続きです。
フランス国立図書館写本175ページ11行目から176ページ6行目までです。

8.そのとき、木曜日の早朝になり、スルターン・アルプ・アルスラーンは彼の兵の残りの許へ到着し、川辺に野営した。ビザンツ皇帝は、1100の騎兵と5万のスルタン軍に所在地のラフワ(ヒラート近郊)を知られてしまった。スルターンは手紙を送って、謙虚な質問を送った。彼(スルターン)が彼ら(ビザンツ)の様子を試して、命令を暴露するのは彼の目的だった。そして彼(アルプ・アルスラーン)はビザンツ皇帝に言った「もしあなたが静謐を望んだならば、私たちはこの戦争を止めにしよう。もしあなたが戦争に飽きたんだったら、私たちは力強く崇高なアッラーに指示を委ねよう。」

9.ビザンツ側は「彼は必ずや彼に遣いを送るに他ならない。」と考えて、これを拒否し、高慢になった。そして、この見解について返事をするだろうと答えた。彼の返答にスルターンは立腹し、両者の間の文通は途絶えた。

10.両将軍は木曜日に隊列の召集を執行した。スルターンお抱えの法学者で彼のイマームのハナフィー学派のアブー・ナスル・ムハンマド・イブン・アブドゥルマリク・アル・ブハーリーは「陛下は諸信仰の上の宣言の約束するところのアッラーの信仰について争わされることになります。金曜日に彼らの断ち切る者の衰退ののち、彼らは陛下を国土の説教壇にお呼びします。」と言った。

11.そして、金曜日になったとき、スルターンはその一味を追跡し、ビザンツ(軍)を追いかけて交戦した。正午の時間がやってきたとき、スルターンは馬から降りた。ベルトの拡張を強め、至高なるアッラーに対してドゥアーを以って謙遜した。そして乗馬しそこに隠れている彼の部隊ごとの集団の仲間を見分け、激怒した彼の顔とまみえた。

12.そして、ビザンツ皇帝は群衆を仕向け、ムスリムたちは彼らの掌中にて追い払い、ビザンツを彼らの間から隠れているものが現れるように至らしめた。隠れているものは彼らの背後から現れ、彼らの方面から退却した。アッラーは彼に勝利を与え賜うた。ビザンツ(軍)は壊滅し、皇帝は捕虜となった。ムスリムたちは彼ら(ビザンツ)の軍隊を捕虜とした。彼らは数え切れないほどの多くのものを略奪した。その数は数えられず、大量であった。
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コメント

No title

なんとありがたい
応援してます。

>命令を暴露するのは彼の目的
この文意は東ローマ皇帝が要求を飲んだときにそれをばらしてしまおうという意図でしょうか

No Titleさん
コメントありがとうございます。
その解釈で合っていると思います。不自然な文体ですみません。意味が明瞭なものになるように精進致します。

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